上映プログラム / Programs

1 13:00~14:30 「Call Me Kuchu ウガンダで、生きる」 87分
2 14:45~15:30 「TSUYAKO 」(25分) 「 エソラ」(20分) 45分
3 15:45~17:25 「僕の中のオトコの娘」 100分

13:00-14:30 「Call Me Kuchu ウガンダで、生きる」

■監督:Katherine Fairfax Wright, Malika Zouhali-Worrall
■製作国:USA、ウガンダ ■製作年:2012年 ■上映時間:87分
■言語:英語(日本語字幕あり) ■字幕提供:やっぱ愛ダホ ! idaho-net.

“たぶん、生きる理由がまだ1つある。私たちの話を知りたい人たちがいる。”

“私たちはずっといないことにされ続けた。だから今言うよ。私たちはここにいると“

2009年、アフリカ東部のウガンダでは、同性愛者を死刑にできる法案が議会に提出された。民衆の差別感情を煽り立てるメディアや政治家と、それでも自らの存在を確かめ今日を生きのびる人々、神という名の暴力と希望……。

「私が私である」ことによって奪われていく日常は、遠い国のことなのか、それとも私たちの別の姿なのか…。渾身のドキュメンタリー作品を通して、多くの方々にぜひこの状況を知って、ともに考えてほしい。

画像:「Call Me Kuchu ウガンダで、生きる」

画像:「Call Me Kuchu ウガンダで、生きる」

14:45-15:10 「TSUYAKO」

■監督:宮崎光代 ■製作国:USA、日本 ■製作年:2011年
■上映時間:25分 ■言語:日本語(英語字幕あり English Subtitles)

戦後復興期の大阪。繊維工場で働きながら幼い子ども達を育て、夫と姑に仕える艶子のもとに、昔の恋人ヨシエが訪ねてくる。愛するヨシエとふたり東京へ行くのか、自分の幸せを犠牲にして家族を選ぶのか。宮崎光代監督自身の祖母をモデルに、当時の女性としての義務と家族への犠牲心を描いたドラマ。世界中の映画祭で上映され、数多くの賞を受賞している。

画像:「TSUYAKO」

画像:「TSUYAKO」

15:10-15:30 「エソラ」

■監督:田中昭全 ■製作国:日本 ■製作年:2013年
■上映時間:20分 ■言語:日本語

『誰かに恋をして、焦がれる気持ちは異性愛者も同性愛者も同じ』という田中監督が描く恋物語。デュオを組む和真と宏之は、一周年ライブに向けた新曲作りが進まない。ライブ喫茶のマスターが見守る中、せつない勘違いと嫉妬を経てふたりの気持ちが近づく。


画像:「エソラ」

画像:「エソラ」

15:45~17:25 「僕の中のオトコの娘」

■監督:窪田将治 ■製作国:日本 ■製作年:2012年
■上映時間:100分 ■言語:日本語(英語字幕あり English Subtitles)

足立謙介、ひきこもり歴5年。大学を出てすぐに就職はしたものの、会社や同僚に上手くなじめずに半年で退社。再就職をするでもなく、閑静な住宅街で父と姉の優しさに甘え、毎日ゲームやネットサーフィンに明け暮れて自堕落な日々を送っていた。ある日、いつものようにネットをのぞいていた謙介は、女装を好む男性・女装娘(じょそこ)が集まるサイトに辿り着く。自慢の女装姿を恥ずかしげも無く人目に晒している女装娘たち―思わず軽蔑の言葉が出た謙介だったが、心の奥底では“彼女”たちの存在が気になり始めていた。そしてついに、彼はカリスマ女装娘・カレンにメールを送り…。

不器用な青年が別世界の住人たちと触れ合うことで、自分に正直に強く生きることを学び、家族の愛や友情に支えられ成長していく。女装に目覚めたひとりのオトコの娘が織り成す、センセーショナルでちょっとコミカルな自分探しの物語!


画像:「僕の中のオトコの娘」

画像:「僕の中のオトコの娘」